今日は節分、豆まきの日です。(子ども達いわく〝鬼の日〟です。)
0歳児ひよこ組さんの豆まきは、
先生と一緒にカラーボールを使って、玉入れや的あてを楽しみました。
1歳児りす組さんの豆まきは、
最初は新聞紙を丸めたボールで的あてを楽しんでいたのですが、
お部屋にやってきた鬼の姿に固まる子ども達。中には平気な顔で鬼さんとタッチする強者も…
最後はみんなタッチできたよ!
次は2歳児ぱんだ組さんのお部屋です。
「せんせい、お昼寝のお部屋におにさんがいるよ!」「えぇ?!このままじゃお昼寝できないね!」
「悪い鬼さんだったら、やっつけちゃう?」「うん、わかった!」「じゃあいくよ‼エイ、エイ、オー!」
「おにはーそと!ふくはーうち!」と的あてを楽しんでいると、
突然、押し入れから…
おちゃめな鬼さんでよかったね♪
「鬼さんが嫌いな魚(いわし)くさいなぁ、
葉っぱ(ひいらぎ)もトゲトゲがいたいんやで。」
さて幼児さんのお部屋はどうでしょうか?
3,4,5歳児さんは、それぞれ自分の中にいる悪い鬼(嫌なところ、弱いところ)と向き合って絵に描いてもらっています。
5歳児ぞう組さんは、絵に描いた自分の中にいる鬼をみんなの前で発表します。悪い鬼にうち勝ってどんな自分になりたいかについても話してもらいました。
〝おこりんぼ鬼〟⇒「だからやさしい人になりたい」。すぐにおこってしまう自分だけれど、本当は〝やさしい人になりたいんだよ〟という子どもの葛藤や願いが伝わってきます。
〝ゲームばっかりする鬼〟⇒「時間を守って楽しむようにする」。〝ゲームは好きだしやめられないけれど、これからも楽しめるように、お家の人と約束した時間は守りたい〟という子どもなりに折り合いをつけようとしているのが分かりますね。
その他にもさまざまな鬼が登場してきましたが…
これでみんなの中にいる悪い鬼は追い出せたかな?
最後にみんなが自分と向き合って描いた、自分の中にいる悪い鬼の絵を、鬼さんポストに入れていきます。鬼さんが本当に追い出せたかどうか確かめてくれるそうです。
昔は季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると信じられ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うとして、この行事が受け継がれてきましたが、今の子ども達には子ども達なりに、自分と向き合うよい機会になっているようです。